地元の長野県飯山を「ノルディックの聖地」に
トレイルランナーであり、クロスカントリースキーヤーでもある服部正秋さんが取り組む活動について、パタゴニア公式サイト「クリーネストライン」に書かせていただきました。
クロスカントリースキー王国・飯山で生まれ育った服部さんは、2019年、母校である飯山小学校を拠点に「ラントレイルクラブ」を設立しました。自然環境に恵まれた飯山エリアにおいて、山も町もフィールドと捉えながら、「楽しみながら体を動かす」というスポーツの原点を子どもたちに伝えています。
小学生からクロカンスキーを始め、同志社大学で競技スキーに取り組んだのち、社会人になってからフィンランドへ留学した服部さん。現地ではクロカンスキーのみならず、スキーから派生したノルディックウォーキングも盛んで、大人から子どもまで多くの人たちが一年中スポーツに親しんでいる姿に感銘を受けたといいます。
「いつか飯山をノルディックの聖地に」
それが服部さんの願いです。
実は私自身も服部正秋さんにクロカンスキーとノルディックウォーキングの指導をしていただいた経験があります。
大人になってから始めても楽しめるクロカンスキー。飯山が「ノルディックの聖地」になる日も決して遠くないでしょう。
パタゴニア公式サイトにて、ぜひ本記事をご覧ください。
○パタゴニア/クリーネストライン「クロカンスキー王国・飯山で、いま、子どもたちと走るということ」 2021/8/13
https://www.patagonia.jp/blog/2021/08/run-trail-club-iiyama/
服部正秋さんのこれまでの活動についてはグランノートでもご紹介しています。
○ 「山物語を紡ぐ人びとvol.20〜服部正秋さん」2014/10/1
https://grannote.jp/archives/1446
石川弘樹さんと信越五岳トレイルランレースのこと
クリーネストラインでは以前、石川弘樹さんについても書かせていただきました。
『信越五岳トレイルランレース』を主催する石川弘樹さんが取り組むトレイル整備のお話。石川さんは数年前から新潟県妙高市に一軒家を借り(「信越ハウス」と呼ばれています)、神奈川県のご自宅と行き来しながら、暮らしのなかでトレイル整備を続けています。
2020年、2021年と新型コロナウイルス感染拡大の影響により大会は中止となってしまいましたが、美しい信越エリアの自然を未来へ繋げたいという石川さんの想いは変わりません。
この記事では、長年の懸案事項でもあった大会コース上の大規模な木道整備に着手したエピソードをご紹介しています。
○パタゴニア/クリーネストライン「大会があってもなくても、僕はトレイルを整備する」2020/11/13
https://www.patagonia.jp/blog/2020/11/trail-maintenance-of-sfmt/