『山物語を紡ぐ人びと』vol.35〜 夫の想いを受け継いで3年。「RUN-WALK Style 」オーナー三浦佐知子さん

大阪城近くにあるランニングショップ「RUN-WALK Style」。2006年4月に創業し、今年で17年目を迎える同店は名古屋にも支店を構え、ロードランナーやトレイルランナーに愛され続けている。 社長として、2つの店舗を…

『山物語を紡ぐ人びと』vol.34〜 祝・創業から丸12年のATC Store。UTMF開催地・富士宮でトレイルランショップを続けるということ / オーナー芦川雅哉さん

静岡県・富士宮市のアウトドアショップ「ATC Store」は2022年5月で創業から丸12年を迎えた。なぜ“12周年”という少しだけ半端に思える周年記念を伝える記事になってしまったかというと、10周年記念で取材する約束が…

『山物語を紡ぐ人びと』vol.33 〜「負けるために走った」勝てなくても逃げないという望月将悟の答え

日本で最も過酷といわれる山岳レース「トランス・ジャパンアルプス・レース(TJAR)」に2010年の初出場で初優勝した望月将悟。その後、4連覇達成、大会記録の樹立、水以外の補給を行わない「無補給」での完走を成し遂げ、長年 …

『山物語を紡ぐ人びと』vol.32
望月将悟「さあ、これから何が起こるんだろうね」TJAR卒業から4年。再び、あのスタートラインへ

すべてやり切ったはずの2018年TJAR 富山県魚津の海から静岡県の大浜海岸まで、衣食住を背負い、サポートなしで415kmを8日間以内に踏破する『トランス・ジャパンアルプス・レース(TJAR)』。日本一過酷といわれるこの…

『山物語を紡ぐ人びと』vol.31
バーティカルの女王・吉住友里〜 富士吉田移住とマネージャーの支えから生まれた「心の余裕」

国内外のレースで数々の優勝を成し遂げてきた“バーティカルの女王”  吉住友里さん。2021年は3ヶ月間欧州に滞在し、スイス、イタリア、フランス、ポルトガル、スペインの5カ国で11レースに出場。シリーズ…

山物語を紡ぐ人びとvol.29〜上田瑠偉さん #02「 佐久長聖高校で培ったメンタル」

朋友・両角駿さんが語る佐久長聖時代 今年10月、イタリアで開催された『スカイランナーワールドシリーズ』の最終戦で優勝し、日本人で初めてスカイランニング世界チャンピオンに輝いた上田瑠偉。現在26歳の上田の強さは、何によって…

山物語を紡ぐ人びとvol.29〜 上田瑠偉さん(山岳ランナー) #01「故郷大町。親子で大会をつくるということ」

明日の大会に向けて家族総出で準備。左から母・あずささん、妹・桃子さん、上田瑠偉、妻・美帆さん、父・智夫さん   長野県大町市。北アルプスの山々に囲まれたこの地で、上田瑠偉は子ども時代の多くを過ごした。 「故郷の…

『山物語を紡ぐ人びと』vol.28〜 佐々木拓史さん(パタゴニア勤務)

アウトドアが好きなのか、それとも旅が好きなのか? この連載では、ご登場くださる方々の山にまつわるエピソードや半生を描いているが、今回は「山物語〜」ではなく「旅物語〜」と呼ぶ方がしっくりくるかもしれない。それくらいとてつも…

山物語を紡ぐ人びとvol.27〜 望月将悟さん #02「井川生まれ。山の神々に愛された男」

長距離レースに強いアスリートは、それぞれ自分なりの方程式を持っている。 レースやトレーニングを重ねながら試行錯誤し、自分には何が必要で何が不要かを見極めていく。さらにそれに微調整を加え、磨き続けられる人間が開花し、輝きを…

『山物語を紡ぐ人びと』vol.27〜 望月将悟さん(山岳アスリート/静岡市消防局)#01

  山岳アスリート「望月将悟」について、あらためて多くを説明する必要はないかもしれない。それほど幅広い世代の人たちに愛されているトレイルランナーであり、山ヤだ。 その名前を広く知らしめたのは、やはり『トランスジ…