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2017年、トレイルランナー奧宮俊祐さんが大会実行委員長を務める『Fun Trails 100k』で滑落事故が起きた。すぐに地元山岳連盟や大会スタッフの責任者、山岳救助関係者で「事故調査委員会」を設置し、事故の検証を行った。どれほど安全対策を施しても、山における不慮の事故を完全に防ぐことはできない。ではどうしたらいいのか……。
奧宮さんは2015年、最大のライバルでありよき理解者でもあった相馬剛さんをマッターホルンの遭難事故で亡くしている。直前までアイガーのウルトラレースに一緒に出場していた二人。2つの山岳事故を深く受け止め、奧宮さんは自らの使命について考える。
■NumberWeb
トレランレースで参加者が滑落死。主催者が考えた山における責任の行方。
https://number.bunshun.jp/articles/-/838533