望月将悟選手が「無補給」で挑んだ『Trance Japan Alps Race 2018』を取材。フォトグラファー・藤巻翔、映像作家・大嶋慎也らとともに映像チームを組み、ドキュメンタリーフィルム『無補給415km Trance Japan Alps Race 2018』を制作しました。
そのとき、望月将悟は何を想い、なにを見たのか。
2018年8月12日(日)午前0時。
二年に一度開催される『トランスジャパンアルプスレース(TJAR)』が幕を開けた。 日本海の富山湾をスタートし、日本アルプスの山々や麓の長いロード区間を進んで、静岡県大浜海岸のゴールを目指す。総距離415km、累積標高差2万7000mの道のりを8日間以内で駆け抜ける日本一過酷な山岳レースだ。
このTJARで2010年から4連覇を果たしている望月将悟が、新たな挑戦を決意した。
それは「無補給」。
挑戦のきっかけとなった登山家・花谷泰広とのエピソードを交えながら、まだ誰も見たことがない世界にひとり足を踏み入れた望月将悟の濃密な時間を追う。
6日16時間07分の記録。
Producer:Sho Fujimaki
Cinematographer/Director:Ooyamadori
Writer/Interviewer:Yumiko Chiba
Special Thanks:TJAR Executive Committee
文藝春秋『Sports Graphic Number Web』にて本取材の記事もまとめています。併せてご覧ください。
■ Sports Graphic Number Web
・体重2.8kg減、ザック重量5.1kg減。TJAR「無補給」の末に見えたもの。
https://number.bunshun.jp/articles/-/831704?page=2
・スポーツドキュメンタリーの作法とは。山岳レースと選手、取材者の距離感。
https://number.bunshun.jp/articles/-/832329