『山物語を紡ぐ人びと』vol.38〜西村広和 / ランナーとしての第二章をはじめたい

昨年末、伊豆トレイルジャーニーで2度目の優勝を果たした西村広和。実は2022年夏から続く故障と怪我で、かつてない不安を抱えていた。とりわけ昨年9月、信越五岳トレイルランニングレース序盤でのリタイアは大きなショックだった。ずっと「楽しく走ることで結果がついてきた」が、いよいよ自分の身体、トレイルランとの向き合い方を変えるべきなのか、それとも、このままでいいのか。「第二章をはじめたい」と西村は願う。

『山物語を紡ぐ人びと』vol.33 〜「負けるために走った」勝てなくても逃げないという望月将悟の答え

日本で最も過酷といわれる山岳レース「トランス・ジャパンアルプス・レース(TJAR)」に2010年の初出場で初優勝した望月将悟。その後、4連覇達成、大会記録の樹立、水以外の補給を行わない「無補給」での完走を成し遂げ、長年 …

甲府エルクが新発信する “山梨ものづくり” 標高4,000mで暮らすヤクの毛糸を使った『MaHoRoBa』

南アルプスや奥秩父山塊、御坂山地に囲まれた山梨県甲府市。1985年にこの地で創業したエルクは、山梨のアウトドアシーンを40年近く牽引してきた老舗ショップだ。 オーナーの柳澤仁さんは国内外のフィールドで登山や釣り、トレイル…