『山物語を紡ぐ人びと』vol.33 〜「負けるために走った」勝てなくても逃げないという望月将悟の答え
日本で最も過酷といわれる山岳レース「トランス・ジャパンアルプス・レース(TJAR)」に2010年の初出場で初優勝した望月将悟。その後、4連覇達成、大会記録の樹立、水以外の補給を行わない「無補給」での完走を成し遂げ、長年 …
日本で最も過酷といわれる山岳レース「トランス・ジャパンアルプス・レース(TJAR)」に2010年の初出場で初優勝した望月将悟。その後、4連覇達成、大会記録の樹立、水以外の補給を行わない「無補給」での完走を成し遂げ、長年 …
南アルプスや奥秩父山塊、御坂山地に囲まれた山梨県甲府市。1985年にこの地で創業したエルクは、山梨のアウトドアシーンを40年近く牽引してきた老舗ショップだ。 オーナーの柳澤仁さんは国内外のフィールドで登山や釣り、トレイル…
「一体どこまでこのハイペースで突き進んでいくのだろう……」 荒天により2日間で中止になった2021年大会から一年。再び「トランス・ジャパンアルプス・レース(以下・TJAR)」のスタートラインに立った土井陵は、前回を上回る…
すべてやり切ったはずの2018年TJAR 富山県魚津の海から静岡県の大浜海岸まで、衣食住を背負い、サポートなしで415kmを8日間以内に踏破する『トランス・ジャパンアルプス・レース(TJAR)』。日本一過酷といわれるこの…
国内外のレースで数々の優勝を成し遂げてきた“バーティカルの女王” 吉住友里さん。2021年は3ヶ月間欧州に滞在し、スイス、イタリア、フランス、ポルトガル、スペインの5カ国で11レースに出場。シリーズ…
スポーツグラフィック『Number』(文藝春秋)にて、「日本人とエベレスト」(山と溪谷社)の書評を書きました。 植村直己さんが日本人で初めてエベレスト登頂に成功したのは1970年。それから50年の間に、多くの登山家たちが…
スポーツグラフィック『Number』の別冊『Number Do』。「RUNの学校」がテーマの今号では、ランニングの実力をアップするためのレッスンを、7つのカテゴリーに分けてご紹介しています。 「Lesson4 華麗なるエ…
〝イソガワクミコ”さんの鈴を知ったのは、ULカルチャーを牽引するノマディクスが立ち上げた手仕事のブランド『海千山千會』(grannote「海千山千會が生み出すULの世界観」でもご紹介)がきっかけだ。2017年に初めて発売…
かつてチームイーストウインドに所属し、アドベンチャーレーサーとして活躍していた佐藤香織利さん(旧姓:和木)。結婚を契機に北杜市に移住した香織利さんは、4人のお子さんを通わせている「森のようちえんピッコロ」の保育の素晴らし…
「これまでは一人で旅をするのが好きだった」というパタゴニアの八木康裕さん。 スノーボード競技に取り組むため10代の終わりに渡米し、27歳で帰国した後に現在の職に就いた。入社後しばらくはパタゴニアで取り扱うすべてのスポーツ…
2021年に制作した映像作品『巡礼走』(2022年2月一般配信)。その主人公である山梨県身延の走る僧侶・小松祐嗣さんについてパタゴニアの公式サイト『クリーネストライン』にて書きました。挑戦に至る経緯や5日間に渡った旅の裏…
昨年以来、多くのトレイルランレースが新型コロナウイルスの影響で中止や変更を余儀なくされている。いずれの判断も、それぞれの地域がその時々の状況下で導き出した最善策だ。いまの時代には「たったひとつの正解」などないといえるだろ…